iPad“パスコードミス”「48年後にやり直し」 実際にやったら「使用不可に」のワケ

 iPadで起こったある珍事が話題になっている。

 米誌『ニューヨーカー』のライター、エバン・オソノスさんは日本時間7日、「ウソみたいな話だけど、私たちのiPadで3歳児が(繰り返し)ロックを解除しようとした」とツイート。合わせて「iPad is disabled try again 25,536,442 minutes(iPadは使えません 2553万6442分後にやり直して)」と表示された画面の写真を投稿した。つまり48年後、2067年のやり直しを要求されたことになる。


 そんなオソノスさんには「時間旅行をするしかないね」「ティム(アップルCEO)に連絡してみたら?」「強制的にデータを消すしかない」などのアドバイスが寄せられたほか、中には「新しいiPadではそんなことできないはず」との指摘も。そこで、AbemaTV『けやきヒルズ』は「パスワード入力を間違え続ける」検証を行った。


 まず、5回連続で入力ミスをすると「1分後にやり直してください」の表示。1分後、再び試すと1回の入力ミスで「5分間のロック」がかかる。次も1回の入力ミスで「15分間のロック」がかかり、計9回目でロック時間は「1時間」に。さらに続けたところ、11回目で「使用不可」になった。

 検証の結果、48年後の表示が出る以前に「使用不可」となったが、スマホジャーナリストの石川温氏は「OSが古いとパスコードを打ち続けられる可能性がある。延々と間違えると48年後という表示が出ることも考えられる」との見方を示す。

 なお、ロック状態の解除方法として、Appleのサポートページでは「PCに接続して強制的に再起動し、パスコードを削除する」と説明。ただ、バックアップをしていないとデータを救出する手立てはないとしているため注意が必要だ。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)


▶︎【検証動画】iPadの“パスコード入力”を間違え続けてみた

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