「一夜の相手」と割り切って関係した相手と再会したら、相手はようやく働き出した会社の御曹司だった! 『オー・マイ・ビーナス』のソンフンが、究極のツンデレ男に扮した『じれったいロマンス』は、そんな予想外の出会いから始まる関係を描いたロマンティックなラブコメディだ。
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デボクグループの後継者ながら、仕事には興味を持たず、遊んでばかりのジヌク(ソンフン)。そんな彼の行動を見かねた父は、グループ企業であるリゾート・ホテルでベルボーイの仕事をするようにと彼に命令する。嫌々ながら働きだしたジヌクは、そこで結婚式にやってきたユミ(ソン・ジウン)と知り合い、浜辺で一緒に酒を飲むことに。さらに盛り上がったふたりはジヌクの車の中で一夜を過ごす。3年後、念願の栄養士となり、デボクグループの社内食堂に派遣されたユミは、そこでワーカホリックな本部長のために1日3食、弁当を作ることに。ある日、重大なミスを犯してしまったユミが本部長に謝りに行くと、そこにいたのは、3年前の相手ジヌクだった。
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大学まで水泳選手として活躍し、その鍛え上げられた肉体と精悍なルックスが魅力の俳優ソンフン。11年の『芙蓉閣の女たち〜新妓生伝』でいきなり主役デビューを果たして以降、順調にキャリアを積んできた彼が“ツンデレ王子”として韓国だけでなく海外でも人気を得るきっかけとなったのが、このドラマだ。
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彼が演じるジヌクは、大企業の跡取りとして生まれたものの、幼い頃に母親が家を出てしまったこともあり、孤独を胸に秘めている人物。ただし、表には一切、そうした素振りは見せず、自信満々で、やることなすことキザな仕事人間だ。そんな彼が偶然、再会したユミの優しさに少しずつ気づき、心を開いていく。キツい言葉とは裏腹に、とことんロマンティックなジヌクの態度には、ユミでなくても、うっとりしてしまうことだろう。幼い頃から一人で食事をしてきたジヌクが、ユミと一緒に食事をしているうちに距離が近づいていくという設定もおもしろい。お座敷しかない店に連れていかれ「俺はちょっと足が長いんで!(こういうところは苦手)」と文句を言いつつ、モリモリと食べる姿などが微笑ましい。『シングル男のハッピーライフ』などのリアルバラエティ番組で見せてきた自然体の日常生活とは対照的に、スーツをぴしっと着こなすソンフンの魅力を堪能してほしい。
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そんな彼の態度に戸惑いながらも、思いを深めていくユミを演じるのはガールズグループSecret出身のソン・ジウン。『我が家のハニーポット』といったドラマでも活躍中の彼女が、自由奔放な母や仕事に厳しい調理長といった周囲の人たちとかかわりながら、自分の人生を切り開いていこうとするヒロインを素直に見せている。さらに、ユミの親友で人気旅行エッセイストのヒョンテを、『100日の郎君さま』のキム・ジェヨンが演じている。
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『じれったいロマンス』はAbemaTV【韓流・華流チャンネル】にて4月10日(水) 21:50より放送。
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