4月3日(水)に放送されたのバナナマン日村勇紀の冠番組『日村がゆく』(AbemaTV)にて、日村が番組に出演した苦労芸人に対し説教するシーンがあった。
闘病、家族の死、離婚、いじめなど辛い境遇を経験した芸人たちが集まり、彼らの苦労をまとめたVTRを見た後に、その芸人たちが渾身のネタを披露しそのギャップの大きさを楽しむという、今回の企画「苦労芸人 ネタ自慢GP」。ゲストにはバイきんぐの小峠が参加した。
お笑いコンビ・パイナップリンのおさ(37歳)は、会社経営をする父親を持ち、エリート一家で育ったお坊ちゃん。おさが芸人になりたいと言い出したときには、家族全員から猛反対を受けたそうだが、そのとき唯一、応援してくれたのが祖母だった。しかしその祖母は、おさが芸人として日の目を見る前に天国へ旅立ってしまったという。「応援してくれた祖母のためにも、早く売れてみんなに笑顔を届けたい」。そんな願いを持っている若手芸人だ。
重い空気のVTRの後、パイナップリンが登場。すると、そのエピソードからは想像もつかないような、セクハラ教師と下品な女性に扮した下ネタ満載のコントを披露した。
ネタが終了すると日村は「ふざけんなよ!」と、エピソードに同情したこともあり、そのネタとのギャップに呆れた様子。小峠も大きく同意し、「今のネタで評価できるところは短かったところです」とコメントした。
そんなパイナップリンに対して日村は「おばあちゃんのためにこんなことをやってていいのかよ!」とやや怒りがおさまらない様子だが、おさは「日村さんと小峠さんの前でこういうことをしているのを天国で喜んでみてくれていると思うんですよね」と冷静に語った。
それでも納得のいかない日村は、「おばあちゃんが(このネタを)理解できると思うか?」と改めて質問、するとおさは「…うるせえ」とまさかの逆ギレ! この言葉にビックリした日村と小峠は「おい、お前何って言った?」とケンカ口調に。しかしおさは、「こんなやりずらい現場初めてです!」と高圧的な態度を見せ、日村も「こっちだってやりずらいよ!」と一触即発状態にまで発展した。
しかしパイナップリンは、2人から説教をされているにも関わらず、そのタイミングでなぜか再び下ネタを投入。見かねた小峠は「お前ら、バックに極道かなんかついてるのか?」「でっかい組織がバックについてないとできないよ、この空気で」と、そのハートの強さに驚き、スタジオを笑いで包んでいた。
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