カザフスタンの首都名が「ヌルスルタン」に、日本にも残る“人名”由来の地名

 カザフスタンの新首都名が、ネットで話題となっている。


 カザフスタンは首都名を「アスタナ」から「ヌルスルタン」に変更。ネットでは「語感が良すぎる」「笑かしにかかってるやろ」「“ぬるぬる”に見えた」「『つるとんたん』みたい」などの様々な声があがっている。

 このヌルスルタンの由来は、カザフスタン前大統領のヌルスルタン・ナザルバエフ氏から。ヌルスルタン氏は先週、大統領を電撃辞任したが、カザフスタンの初代大統領として約30年在任したことの功績を称えるということだ。


 カザフスタンで首都名が変更されるのは、過去60年で今回が4度目。1991年のアルマティから、1997年には首都移転でアクモラに。その後1998年にアスタナに改称され、2019年はヌルスルタンになった。しかし、今回は一部住民や野党幹部らが反発しているという。

 人名が地名になることは意外にも思われるが、日本にも人名や企業由来の地名は存在する。例えば、東京の「半蔵門」は徳川家の家来・服部半蔵として知られる服部正成の通称から、東京の「八重洲」はオランダ人ヤン・ヨーステンの和名「耶楊子(やようす)」から、愛知の「豊田市」は市内に本社を置くトヨタ自動車と創業者一族の性「豊田」から、岡山の「真備町」は奈良時代に遣唐使として活躍した吉備真備から付けられたとされている(諸説あり)。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)


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