逸ノ城が14勝1敗で殊勲賞 初優勝届かずも三役復帰、大関取りの道へ

<大相撲大阪場所>◇千秋楽◇24日◇エディオンアリーナ大阪


 前頭四枚目の逸ノ城(湊)が、前頭二枚目・大栄翔(追手風)をはたき込みで下し、自己最多となる14勝目(1敗)を挙げた。結びの一番で、前日まで14連勝の横綱・白鵬(宮城野)が横綱・鶴竜(井筒)に勝利したため初優勝は逃したが、来場所の三役復帰が濃厚となった。

 一時は大きな体に悩みダイエットにも挑戦したが、調子を落としたことで中止。するとスケールの大きさが戻ったことで、徐々に調子も上向きに。直近2場所は負け越していたが、今場所は初日から一気に7連勝。中日に大関・栃ノ心に敗れはしたものの、そこから崩れることなく豪栄道、高安という2大関、さらには大関取りを狙っていた貴景勝も下し、新入幕で13勝しフィーバーを巻き起こした2014年9月の秋場所以来、大きな存在感を示した。来場所は三役復帰も濃厚で、今場所のような相撲が続けば、大関取りへの道も見えてきそうだ。


(C)AbemaTV


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