日本デビュー10周年のSUPERNOVA、トークが冴えわたり爆笑の渦

 17日、韓国出身のダンス・ボーカルグループ「SUPERNOVA」(昨年、超新星から改名)が、映画「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」の舞台あいさつを行った。

 SUPERNOVA(スーパーノヴァ)は今作で、挿入歌「Everytime」を担当。オファーされた際には「(原作である)日本の少女マンガは、凄く人気で"ピュアなラブストーリー"」と印象を振り返り、書き下ろした楽曲については「初めてのバラード曲。ドキドキする毎日を想像しながら歌わせてもらいました」と携わった思いを告げている。


 日本デビュー10周年を迎えるメンバーは、ユナク、ソンジェ、グァンス、ジヒョク、ゴニルの面々。この日は残念ながら歌の生披露はなかったが、メンバーそれぞれ、日本語によるトーク力が炸裂。特に、ゴニルのアドリブ力が冴えわたり、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。


 5人はイベントの最中に、あいうえお作文にチャレンジ。ゲーム形式で、映画タイトルから"平仮名一文字ずつ"、「え」「る」「て」「い」「け」を抽選で選び、その一文字から始まる"胸キュン"セリフを披露し合った。

 お題の一文字「て」を考えることになったユナクは「難し過ぎる…」と何度も心の声を漏らすほど、四苦八苦。他のメンバーも同様に考え込んでいたが、ジヒョクが真っ先に回答。「い」から始まる"胸キュン"セリフについて「今の君は、俺の女だ」とイイ男になりきり、その豹変ぶりで沸かせた。

 続いて「ジヒョクから、アドバイスをもらったものでやります」と手を挙げたのは、グァンス。「け」を頭文字にして「化粧していない君も大好きだよ」と甘くささやいた。

 女性司会者は「その言葉、言われてみたいです」と絶賛すると、ユナクが反応を示し「それ、絶対嘘だよ」とツッコミを入れた。


 今度は、そのユナクが「て」を使ったセリフに挑戦。「照れるなぁ。素敵な君と一緒に、ここにいることが…」と上手く雰囲気にのせてみた。

 残り二人の披露になって、ソンジェが「え」に挑戦。「えーじゃねぇ!俺の女になれ!」と優し気なルックスとかけ離れたキャラクターになりきり、意外性を示した。


 そしてラストを飾ったのは、「る」から始まるセリフを考えたゴニル。会場は東京・銀座の映画館だったからか「ルイヴィトンに行こう。何でも買ってあげるから」と笑いを取りにいく機転を見せ、爆笑を巻き起こしていた。

 この映画は、剛力彩芽と山崎賢人の主演だった前作(2014年)からキャストを一新。「壁ドン」ブームの火付け役ともなった渡辺あゆの人気漫画を原作に、上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星の共演で再映画化したもの。3月21日から全国放映される。

テキスト・写真:野原誠治


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